2019年11月29日金曜日

トマト組 自分でできるよ③




子どもたちが日々の遊びを通して
日常生活に必要なつまむ・入れる・引っ張るなどの
力が身につくようにしています。

今回は、洗濯ばさみをつまんではさむ
遊びを紹介したいと思います。

トマト組のお部屋の中には
枠が掛かっているコーナーがあり
子どもたちはその枠に洗濯ばさみをつけていきます。


はじめは、2本の指でつまむことが難しく
はさむところの反対側を枠に当て
「できない・・・」と苦戦していましたが
「先生がするから見といてね」と、
遊び方を見てもらったり
「ここと、ここを指で掴んでみてね」
と、隣で丁寧に伝えることで
できるお友だちが増えてきました。


カラーテープを貼っておくと
同じ色を探してつけるとこもできます。


取るときはただ引っ張るだけでは
取ることができません。
2本の指ではさむと取れることに
気がついたお友だちは「できた!!」
と、嬉しそうに先生に教えてくれました。


遊びの中で自然と身についた力のおかげで
防寒具は洗濯ばさみをつまみながら
取ったり、掛けたりできる
お友だちがいて驚きました。


防寒具を片手で持ちながら
反対の手ではさむのが難しいときは
洗濯ばさみをお友だちが持ち
「先生が服持っといて」と
自ら役割分担を考えてくれます。

遊びの中で自然と身につけることで
子どもたちも楽しんで達成感を
味わうことができます。

これからも子どもたちの姿を観察し
好きなことや興味のあることを遊びの中に
取り入れていきたいと思います。


             トマト組 担任